タップロボーン 南青山本店

バナナリーフに包まれたカレーが食べたい!と思い、ネットで見つけたのが南青山にある「スパイシービストロ タップロボーン 南青山本店」。本格的なスリランカ料理が味わえるレストランとなり、都内では青山本店のほか神保町と門前仲町にも支店があります。
 
 
場所は青山一丁目交差点、Hondaウエルカムプラザ青山に隣接する細道を奥に入った裏路地です。本格的なスリランカ料理自体が初めてなので、期待に胸が膨らみます。
 
 
メニューを見ていると、ありました。名物ランプライス(1,800円)。バナナの葉に7つのおかずを盛り付けたスリランカ式のお弁当です。
 
 
最初にサラダが運ばれてきました。
サラダは胡麻ドレッシングで普通に食べやすいです。
 
 
そして、待ちに待ったランプライスが到着。食べ方の説明書もセットで付いてきます。焙られたバナナの葉に包まれた、南アジアの雰囲気が漂うビジュアル。とりあえずバナナの葉を開いてみましょう。
 
 
 
これです、私が恋焦がれていたのは!
ライスと沢山のおかずがバナナの葉の中に、贅沢に包み込まれていました。本格スリランカ料理だけあり、見慣れないおかずが多いです。これは食べるのが楽しみ!
 
 
ナスモージュ(ナス、キビナゴ、赤ピーマン、玉ねぎ)、ダルカリー(レンズ豆のカレー)、サンボル(揚げた鰹節、カレーリーフ、玉ねぎの炒め物)、メレーピクルス(デーツ、パイナップル、玉ねぎ、人参、パプリカのスパイス煮込み)、ジーサンバル(玉ねぎと鰹節の炒め物)、チキンカレー、フライドエッグ、そしてココナッツオイルとスパイスで炒めたバスマティライス。これらのおかずを混ぜて食べます。
驚いたのは、スリランカ料理に鰹節が使われていることです。考えてみれば、スリランカも島国ですから納得です。
 
 
 
さっそく混ぜ混ぜして実食!辛味や甘味が絶妙に混ざり合い、とても複雑な味わい。これは美味しいです。クセは少なく、甘くて辛いビリヤニという感じですね。
スパイスが体に染み渡り、元気が出る味です。体にも良さそうです。スパイスは現地スリランカで調合され、2週間に1回、日本に届けられているとのこと。本格的なのも納得です。
 
 
フライドエッグはそのまま食べるよりも、崩してライスに混ぜたほうが美味しいですよ。
 
 
量は多めですが、意外とアッサリしているので、いくらでも食べられます。ただ辛さは強め。スプーンが止まりません。
 
 
メレーピクルスに入っているデーツ、パイナップル、玉ねぎなどの甘さが良い仕事をしています。辛めの具材が程よくマイルドになるんです。
 
 
スリランカでは手を使って食べるようですが、今回は勇気が足りませんでした。
 
 
完食です。お腹いっぱい、幸せいっぱい。大満足の本格スリランカ料理でした。満席になったので、そそくさとお店を後にしました。ここは南青山。先月訪れた「SHARE GREEN MINAMI AOYAMA(シェアグリーン南青山)」も近いため、再訪問することにしました。
 
 
スパイシービストロ タップロボーン 南青山本店
【住所】東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山1階
【電話】03-3405-1448
【営業時間】 ランチ 11:30~15:30 / ディナー 17:00~23:00
【定休日】日曜日