新宿一丁目たぬき

今日は10月に新しくオープンした「新宿一丁目たぬき」へ。
 
青山一丁目にある人気ネオ居酒屋「たぬき」の新店舗ということで、前から気になっていたお店です。夜の新宿一丁目は人通りもほどよく、店先の提灯の明かりに自然と惹かれます。外席が気持ちよさそうだったので、せっかくならと夜風にあたりながらの一杯に。
 
 
まずは名物と伺った「牛もつ煮込み(700円)」から。
 
もつはしっかりと煮込まれており、箸を入れた瞬間にほろっとほどける柔らかさ。味噌が強く主張しすぎず、だしと脂の甘みがじんわり広がります。こういうお店は、最初の一皿で丁寧さが伝わりますね。
 
 
「本マグロ刺身(1,580円)」は、赤身ながらしっとりとした口あたり。
 
 
噛むというより、舌の上で溶ける感覚に近いです。鮮度の良さが素直に味に出ています。
 
 
続いて「馬刺し(1,780円)」。こちらも非常に鮮度がよく、臭みがありません。脂が体温でほどけ、その甘みがふわっと広がるタイプです。
 
 
そして「胡麻カンパチ(780円)」。これは胡麻の香りがふわりと立ち、後からカンパチの上品な旨味が追いかけてきます。
 
 
香りと旨味の順番が綺麗に決まっていて、お酒が自然と進みます。
 
 
 
「とろたく巻き(680円)」は、王道の「永遠に食べられるやつ」。とろの濃厚さとたくあんのコリコリ感の組み合わせはやはり強いです。
 
 
「マイタケ天(680円)」は、旬らしく香りが豊か。衣が軽く、サクッとした食感のあとに、マイタケ特有の香りがふわっと広がります。塩でいただくのがおすすめ。
 
 
 
「自家製焼売(4個1,160円)」は、肉の旨味がぎゅっと詰まっていて、本当に「酒泥棒」。
 
 
醤油いらずで完成されています。
 
 
そして〆に選んだ「にんにく混ぜ麺(980円)」。 香りだけで幸福度が上がるタイプの混ぜ麺です。低温チャーシューがしっとり柔らかく、麺とよく絡みます。
 
 
ガシガシ混ぜて豪快にいただくのが正解。食べ終えたあと、しばらく余韻が残るほど。
 
 
全体的に「気取らずに、でもきちんと美味しいものを出してくれる」お店という印象です。外席で夜風にあたりながら飲むのも心地よく、新宿での「ちょっと良い夜」にぴったりだと思います。
 


 
新宿一丁目たぬき
■ 住所
東京都新宿区新宿1-9-3 NBKビル 1階
■ 電話番号
03-5315-4217
■ 営業時間
  • 月~金:17:00〜23:30(料理L.O.22:45/ドリンクL.O.23:00)
  • 土・日・祝:16:00〜23:00(料理L.O.22:00/ドリンクL.O.22:30)
■ 定休日
不定休