心斎橋味仙 西武新宿店

仕事に没頭していたら、気づけば夜の9時半。
今日は花金、だけど特に予定もないということで、ディナーは外食で済ますことに。一人でサクッと食べられるものといえば、やっぱりラーメン。お目当ての店を目指して歌舞伎町へ向かいます。
金曜日PM22:00の歌舞伎町はカオスな世界。人混みをかき分けてたどり着いたのは、大好きなラーメン店「心斎橋味仙 西武新宿店」。西武新宿駅北口を降りたすぐの場所。もちろん治安は良くないです。
 
 
大阪で愛されていた(らしい)台湾料理店「味仙」が東京で味わえるラーメンショップ。心斎橋の本店はもう閉店してしまっているので、今はここが唯一の味仙なのかな。
店に入ると、東南アジア出身と思しき店員さんが笑顔でお出迎え。この人懐っこさ、すでに「来てよかった」と感じるレベル1。
 
看板メニューの「台湾麺」は、あっさりしたラーメンという触れ込みですが、実際は結構オイリーでコクが深い味。これが定期的に食べたくなる中毒性のある味なんです。
 
 
金曜夜なのに先客なし。この歌舞伎町の片隅にある、少しくたびれた感じの雰囲気が逆に食欲をそそります。適度なボロさに愛着が沸く店内。この時点で「来てよかった」と思えるレベル2。
 
 
台湾麺(800円)に、ニンニクとセロリを追加トッピング(150円)で注文しました。店員さんは片言で「ゴハンタベマスカ?」と聞いてくれたけど、今回は丁重にお断り。もう遅いし、これ以上のカロリーは控えておくのが健康の秘訣なのです(ラーメン食べている時点で終了ですが・・・)。
すぐにラーメンが到着。ニンニクとセロリは別盛り。頼んでないけどわざわざエプロンまで持ってきてくれるという親切さ。定員さんのサービス精神で「来てよかった」はレベル3。
 
 
琥珀色のスープに浮かぶストレート麺、台湾ミンチ(挽肉餡)、セロリ、チャーシュー、煮卵、もやし。これだけでビジュアルは完璧。「来てよかった」はレベル4。
 
 
まずは麺をリフトアップ。
黄色がかった細いストレート麺は噛み応えあり。コシがありながらも、つるっとした喉ごし。
 
 
麺はかなりの量です。ご飯を断ったのは正解でした。この店、全てにおいてサービス精神が溢れています。
 
 
スープを一口。これを「あっさり」と言うのか?と思いながらも、しっかりした風味とコク、そしてちょっとした油っぽさを堪能。クセになるスープ。
想像以上にセロリの風味がいいアクセントになっていますね。
 
 
セロリを大量に投入します。栄養満点でヘルシーなスーパーフードを入れることで、ラーメンの罪悪感がなくなるという雑な計算です。
 
 
ニンニクもドバッと投入。明日、特に予定もないので、いまこの瞬間を思う存分楽しもう。
 
 
ニンニクとセロリの香りが口の中で大暴れしているところを、チャーシューで整えて一息。チャーシューも柔らかくて美味しい。全部、美味しい。
 
 
煮卵は固めに茹でられていて、スープに溶かすとこれまた美味しい。
 
 
台湾ミンチのジューシーな肉の旨味と、シャキシャキしたもやしの組み合わせも最高。
 
 
気づけば完食。スープに残ったセロリを楽しみたい気持ちは山々でしたが、さすがに塩分と油分が気になってここでストップしました。
ハイクオリティな台湾麺に、フレンドリーで気遣いのできる店員さん(しかもワンオペ)。異国の地で、素敵な接客をする姿に敬意を表したい気持ちです。「来てよかった」はレベルはマックスでお店を後にすることができました。
 
 
きっと歌舞伎町は今日も眠りませんが、私には関係のない世界。食べたらそそくさと帰路につきます。
 


 
心斎橋味仙 西武新宿店
【住所】東京都新宿区歌舞伎町2-46-7 第3平沢ビル1階
【電話】03-6228-0933
【営業時間】 11:30 ~ 24:00 / 金・土 11:30 〜 翌3:00
【定休日】日曜・祝日