明石ニューワールド 新橋店

今日は新橋のディープスポット、「明石ニューワールド 新橋店」を訪れました。
 

昭和の香りが残るニュー新橋ビルは、昭和レトロな雰囲気が抜群。
 
 
 
2階にはブラウン管筐体がずらりと並ぶゲーセンもあり、懐かしいゲーム音と共に懐古感たっぷりの空間が広がっています。
 
 
 
夕方になって、地下1階の居酒屋街へ。無事に「明石ニューワールド」に到着。
 
 
4人掛けテーブルに腰を下ろし、明石の郷土料理を楽しむ準備は万端です。
 
 
ニュー新橋ビルの雑然とした雑踏と一体になった、大衆酒場ムードが心地よい夜の始まりでした。
 
 
まずお願いしたのは、こちらの名物「明石焼き(759円)」。
 
 
ふわっと軽やかな生地の球体は、出汁にくぐらせるとじゅわっと旨味が広がり、三つ葉と紅ショウガの清涼感がアクセントに。
 
 
たこ焼きと玉子焼きの「良いとこどり」と表現されるだけあって、甘い卵のコクとタコの弾力が絶妙に絡みます。とろける食感の後に、程よく残るタコの弾力が心地よく、思わず「もう一皿いける」と唸ってしまう味わいです。
 
 
続けて注文した「すじ煮込(748円)」は、まさに「酒を呼ぶ一皿」。
 
 
牛すじがとろとろになるまで煮込まれ、甘辛い出汁が染み込んでいて、熱燗やハイボールとの相性が抜群。噛むごとに溶けるような脂の旨味が広がり、ついつい箸が進んでしまいます。
 
 
そして、「玉ねぎ天(506円)」。甘さを引き出した玉ねぎは、噛むとじゅわっと汁気が溢れ、そのままでも美味しいですがお好みで塩やソースをちょい足ししてもグッド。
 
 
玉ねぎそのものの甘みが、居酒屋料理としての完成度を一段と高めてくれます。
 
 
一風変わったおつまみとして「明石海苔付ポテトフライ(440円)」も堪能。カリッと揚がったポテトを風味豊かな海苔で挟み、パリッとした食感と海苔の潮の香りが見事にマッチ。これはお酒をぐいぐい進ませる魔性の組み合わせです。
 
 
そして〆の炭水化物、「蛸壺入りたこ飯(528円)」。しっかりと炊き込まれたご飯には、旨味がぎゅっと染みたタコの風味がたっぷり。
 
 
噛むごとにタコの香ばしさとお出汁の甘みが口内に広がり、余韻が長く続きます。これがまた最高の締めでした。
 
 
昭和ムードのビルの雑然とした空気と、ふわとろ明石料理のギャップが楽しい夜。料理ひとつひとつに「また来たい」と思わせる魅力があり、特別な思い出になりました。ご馳走様でした!
 
 
 


 
明石ニューワールド
■ 住所
東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル 地下1階
■ 電話番号
03-5501-1223
■ 営業時間
  • 平日(月〜金):15:00〜23:00
  • 土・日・祝日:13:00〜21:00
■ 定休日
毎週水曜日
定休日なし(年中営業)