ビフテキ家あずま

昨日まで開催されていた「全国メンバー出張」。普段はオンライン上でしか顔を合わせることができないメンバー同士が直接会い、業務だけでなく食事会やワークショップなどを通じて親睦を深める大切な機会です。今回も盛況のうちに終了し、笑い声が飛び交う充実した時間となりました。
今日はその後片付けの日。レンタル什器の搬出作業があるため、会社に向かう前に腹ごしらえとして立ち寄ったのが、新宿三丁目駅近くにある老舗洋食店「ビフテキ家あずま」です。
 
 
 
1946年創業という長い歴史を持つ老舗洋食店で、末広通り沿いにあるこのお店は、昔ながらの雰囲気と現代の清潔感が調和しており、初めて訪れる私でもすぐに馴染めるような居心地の良さがありました。
 
 
木目調の温かみのある店内では、常連と思われるお客さんが気軽に食事を楽しんでいる様子が印象的です。
 
 
ビフテキ家あずまの看板メニューは「もち豚のじゅうじゅう焼き」。他にも「ケチャップオムライス」や「ビフテキ」など、定番の洋食メニューが豊富に揃っており、どれを選ぼうか迷うほどでした。結局、私が注文したのは「あづスパ」(1,350円)。「大人のお子様ランチ」というキャッチコピーが妙に心に響き、迷わず選びました。
 
 
待つこと数分、運ばれてきたあづスパのプレートには、カレーライス、ナポリタン、ミニカニクリームコロッケが彩りよく盛り付けられていました。
 
 
さらにサラダとスープもセットになっており、これだけで十分に満足感を得られる豪華なランチです。
 
 
まるで子供の頃に夢見たワンプレートランチを実現したかのようなビジュアルに心が踊ります。
 
 
まずはナポリタンから一口。トマトソースの甘酸っぱさと炒めた野菜の香ばしさが絶妙で、まさに昭和の王道といえる味わいです。「これでいいんだ」と心の中でつぶやきながら、どこか安心感を覚える一品でした。
 
 
次にカレーをいただくと、これまた懐かしい家庭の味わい。スパイスが控えめで甘口に仕上がっており、小学校の給食を思い出す優しい味です。
 
 
最後にミニカニクリームコロッケを一口。小ぶりながらも中は濃厚でクリーミー、衣のサクサク感が食感のアクセントになり、一皿の中に贅沢な味わいが凝縮されています。
 
 
お腹も心も満たされ、ビフテキ家あずまを後にして会社へ向かい、レンタル什器の搬出作業を無事に終えました。イベントの後片付けは大変ですが、これも一つの締めくくりとして大切な作業です。その後、仕事終わりには新宿の「酉の市」(二の酉)に足を運びました。
 
 
 
 
賑やかな夜の露店を眺めながら、今年一年の感謝と来年の繁栄を願い、色鮮やかな熊手を見物しました。
 
 
 
熊手の細かい飾りや意味を教えてもらいながら歩く時間は、普段の忙しさを忘れさせてくれる癒しのひとときです。
 
 
見世物小屋にも興味が湧き、立ち寄ってみましたが、昔懐かしい日本文化を垣間見ることができ、心に響くものがありました。
 
 
 
物欲しそうに眺めていると、少しだけ見学をさせていただきました。
 
 
 
そして帰り際には、屋台でタコ焼き(800円)、チャプチェ(600円)、広島風お好み焼き(800円)を購入し、家族で夕食としていただきました。お祭りの屋台飯はいつ食べても美味しく、家族と分け合う楽しさも格別です。
 
 
 
 
 
こうして、ビフテキ家あずまでのランチから始まり、酉の市での散歩、家族との夕食まで、一日を充実した時間で埋め尽くすことができました。やはり、お祭りや老舗のお店で過ごす時間は格別です。また訪れたいと思います。
 
 


 
ビフテキ家あずま
【住所】東京都新宿区新宿3-6-12 藤堂ビル地下1階
【営業時間】月・火・木・金 11:00 ~ 22:00 / 水・土 ランチ 11:00 ~ 16:00 ディナー 17:00 ~ 22:00 / 日・祝日 11:00 ~ 21:30
【電話番号】050-5589-2133
【定休日】12/30・1/3は16時までの営業、12/31から1/2は休み