新橋海鮮居酒屋ひまり商店

今日は「新橋海鮮居酒屋ひまり商店」に訪問。
 
 
 
新橋駅の日比谷口から歩いて3分ほどの好立地で、地下にあるこのお店は、オープンしたばかりながら「海鮮×居酒屋」の新しいスタイルで注目を浴びている店です。
 
 
 
店内は和モダンで、コンクリート打ちっぱなしや木の質感を活かした、ちょっと洗練された雰囲気。
 
 
カウンター席、テーブル席、個室や半個室まであって、ひとり飲みはもちろん、友人との飲み会やデートにも使いやすそう。
 
 
時間はちょっと早めの午後15時。まだ居酒屋のピークには少し早い時間でしたが、お店はすでに大賑わいです。
 
 
お店オリジナルの「ひまりビール」で乾杯。自家製ライチレモンが入った爽やかなビールです。
 
 
まずは名物の数々を注文。
 
 
「和牛あぶりユッケ(1,408円)」。
 
 
卵黄を崩して黄身をとろりとユッケに絡めると……和牛の旨みと卵のコクが一体となって濃厚。トロッとした食感で、思わず日本酒を合わせたくなる一品です。
 
 
「メカジキの燻製藁焼き(1,078円)」は、藁の香ばしいスモークが香り立ち、魚の旨みがギュッと凝縮された感じです。
 
 
芳醇な香りとともに、しっとりとした身の食感が心地良く、魚料理としての満足感も十二分です。
 
 
次に注文したのは、「生牡蠣2種食べ比べ(968円)」。
 
 
雲丹とイクラをあしらった「贅沢仕様」で、一口目から磯の風味と海のミルクのような濃厚さが広がります。
 
 
ぷるんとした牡蠣に雲丹やイクラのアクセントが加わって、たまらないです。
 
 
その後、「前菜5種盛り(1,958円)」をオーダー。
 
 
まるでアフタヌーンティーのような台に乗って出てきて、見た目のインパクトがすごいです。
 
 
生シラスの沖漬け、イカと雲丹の酒盗、クリームチーズの醤油漬け、海ぶどう、蟹味噌なめろう――どれも日本酒に合いそうな、濃くしっかりしたおつまみばかり。
 
 
 
 
特に酒盗のコクとチーズのまろやかさのギャップがあって、おつまみとしての満足度高し。
 
 
 
さらに、「うなたまのあて巻き(968円)」も注文。
 
 
海苔巻きの上に出汁巻き玉子と鰻がドーンと乗っていて、ビジュアルもインパクト大。
 
 
海苔の香ばしさ、出汁の風味、鰻の脂ののり…それぞれが絶妙に重なって、ひと口で“お酒が進む味”というのを体感できました。
 
 
そしてもちろん、この流れで頼んだのが獺祭。濃厚なおつまみたちとの相性が抜群で、日本酒の優しい香りとキレが、料理の余韻をすっきりと締めてくれる。
 
 
お酒のアテとして頼んだ「5種のフルーツバター(748円)」も、意外なヒット。
 
 
レーズンなどのドライフルーツと、濃厚なバターの塩気が合わさって、クラッカーに乗せたら立派なおつまみに。味の濃い料理の合間の「箸休め」ならぬ「酒休め」としてじんわり良かったです。
 
 
そして、しめに選んだのは「せいろご飯 サーモンいくら(1,408円)」。
 
 
蒸されたご飯はふっくらしっとり、サーモンがご飯を覆い隠すほどたっぷり乗っていて、そこにいくらと卵黄が絡みます。
 
 
サーモンの脂のりの良さ、いくらの塩気、卵黄のまろやかさ――熱々のご飯とともに頬張ると、口の中で“海と大地の恵み”が混ざり合うようで、締めとしての満足感が圧倒的だった。
 
 
インスタ映えだけじゃなく、味もちゃんと計算されたお店でした。
 
 
フォトジェニックな見た目だけでなく、素材の良さ、調理の工夫、お酒とのペアリング、それらすべてがちゃんと成立していました。
 
 
17時前にすでに満席に近づいていたのも納得。インスタ世代、海鮮好き、日本酒好き。それぞれの「求めるもの」に応えてくれる一軒だと思います。
 


 
新橋海鮮居酒屋ひまり商店
■ 住所
東京都港区新橋2-11-10 HULIC&New SHINBASHI 地下1階
■ 電話番号
03-6812-7799
■ 営業時間
  • 月〜金:16:30〜23:00
  • 土・日・祝:14:00〜23:00
■ 定休日
不定休