酒とひもの 人情酒場 練馬店
練馬駅の南口を出るとすぐ、昭和の香りと人の温もりが漂う「練馬三角地帯」。

路地裏にネオンが灯り始めると、一帯はどこか懐かしく、そしてちょっとディープな空気感に包まれます。

そんなエリアのど真ん中にある「酒とひもの 人情酒場」にお邪魔しました。


まずはホッピーで乾杯。ナカ多めの気前よさに、心も胃袋もすぐに緩みます。

お通し代わりに頼んだ「名物!牛すじ煮込み(548円)」は、登場した瞬間から期待しかないビジュアル。

とろっとろの牛すじに甘辛い味付けがしみしみで、口に入れた瞬間、黙ってうなずくしかないやつ。これは酒が進む。

続いては人気メニューの「えびマヨ天(658円)」。大ぶりの海老が3尾、オーロラソースに包まれてドン!

プリプリの食感とまろやかなソースがベストマッチ。さらに天つゆ+おろしでさっぱり感を追加すれば、無限に食べられる危険な逸品に。

「さつまいも天(328円)」には黒蜜が添えられ、もはやスイーツの領域。

ホクホクのさつまいもに控えめな甘さの黒蜜が絡んで、飲んでる途中にちょっと落ち着きたいときにぴったり。


「冷やしおでん七種盛り合わせ(878円)」もオーダー。

ヤングコーンのシャキ感、まるごとトマトの出汁じゅわ感。

オクラのねばり、そして王道の大根。


とろけるロールキャベツ、ホロホロの手羽先、すべてが冷たくても味がしっかり染みてて、驚くほど丁寧な仕事ぶり。


「人情ポテ玉サラダ(548円)」は中から味玉がゴロンと登場するサプライズ仕様。

ポテサラのなめらかさ、チーズのコク、味玉の濃厚さが合わさって、ちょっと反則級の美味しさ。

お刺身は「サーモン刺(768円)」一択で。脂ののりが絶妙で、鮮度も申し分なし。

「出汁巻き玉子(438円)」はふわふわでやさしい甘さがあって、大根おろしとの相性も抜群。

飲み疲れた口にちょうどいい癒やし。

〆は「〆のザルそば(548円)」。名前通り、ちゃんと〆られるクオリティで驚きます。

風味、コシ、つけダレのバランス、どれも抜かりなし。

さらに天ぷら3種「春菊天(174円)・キス天(196円)・舞茸天(174円)」も追加。

春菊の香り高さ、キスの上品さ、舞茸のジューシーさ、それぞれが主役級のうまさで、気がつけば箸が止まらない。


帰り際に軽く検索してみると、やはり口コミも高評価。「出汁が本気」「天ぷらがうますぎ」「財布にやさしい」と、愛され店であることに納得。肩肘張らず、でもちゃんと美味い。そんな「人情」がこの店の魅力です。
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■ 住所
東京都練馬区豊玉北5‑16‑5 第一セブンビル 1階
■ 電話
03‑5946‑5529
■ 営業時間
- 16:00~23:30(料理・ドリンクL.O. 23:00)
■ 定休日
無休(年中無休で営業)