チャンロイ kaaw(カオ)赤坂アークヒルズ店

ちょっと蒸し暑い日の夕方、向かったのは赤坂アークヒルズ。
 
 
 
六本木一丁目駅直結のこの施設、オフィスビルのイメージが強くて普段はあまり足を運ばないのですが、今日はお目当てのタイ料理店「チャンロイ kaaw(カオ)」に行きました。
 
 
本場タイ人シェフが作る家庭料理がウリのタイ料理店で、名物は鶏の回転焼き、通称「ガイ・ヤーン」です。
 
 
 
 
まずはタイビールで乾杯。
 
 
お目当てのガイ・ヤーン(鶏の回転焼き)1/2羽(1,580円)を注文。
 
 
しっかりマリネされた鶏肉が外はパリッと香ばしく、中は驚くほどジューシー。皮のパリパリ感と、じんわり染み込んだ甘辛い味付けのバランスが絶妙で、これは想像以上。
 
 
 
そしてこれに合わせたのが、タイのもち米「カオ・ニャオ」(300円)。小ぶりなおひつに入って登場した餅米は、ほかほかでしっとり。ガイ・ヤーンの肉汁を吸わせながら食べると、まるで現地の屋台にいるような感覚になります。
 
 
次にポ・ピアッソ(海老入り生春巻き)(550円)とポ・ピア・トート(揚げ春巻き)(480円)を一つずつ。
生春巻きはライスペーパーのしっとりとした食感に、ぷりっとしたエビ、シャキシャキ野菜、そしてほんのり香るハーブが合わさってとても爽やか。
 
 
 
一方の揚げ春巻きは真逆の攻め。ザクっとした衣の中に旨味たっぷりの具が詰まっていて、ビールが欲しくなる味。
 
 
にんじんのソムタム(沢ガニ入り)(880円)も注文してみました。タイの代表的なサラダ「ソムタム」をにんじんでアレンジした一品で、パリパリの食感と甘酸っぱさ、そして唐辛子の刺激が口の中で暴れます。沢ガニが香ばしさを添えて、クセになる味わいでした。
 
 
せっかくなので、主食系も頼んでみました。「パッタイ(タイ風焼きそば)」(1,280円)は、甘辛いタマリンドソースが平たい米麺によく絡み、ナッツやもやしの食感と相まって、食べごたえバッチリ。
 
 
 
 
さらに個人的に気に入ったのが「ポンカリー(シーフードの卵カレー炒め)」(1,380円)。
 
 
 
イカやエビといった魚介がふわっとした卵に包まれていて、カレーの香りが食欲をかき立てます。
 
 
 
チャンロイ kaawは、単に「本場の味」”というだけではありません。
どの料理も丁寧に仕込まれていて、派手さはないけれど、食べるたびに「うまいな…」と唸らされる、そんなお店です。
赤坂という場所柄、ちょっと高そうなイメージもありますが、このクオリティと量でこの価格なら、むしろコスパはかなり良い部類です。
 


 
チャンロイ kaaw 赤坂アークヒルズ店
■ 住所
東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル 3階(アークヒルズ内)
■ 電話
03‑6426‑5703
■ 営業時間
  • 11:00〜22:00(ラストオーダー 21:30)
■ 定休日
アーク森ビルの休館日に準じる(不定休)