のぶ太郎

今週末、大腸内視鏡検査が控えています。前日の土曜日は「素うどんと水オンリー」、そして当日は「18時ごろまで何も食べられない」という絶食スケジュール。
 
 
というわけで、金曜の夜は「最後の晩餐」ならぬ、気合の入った晩酌タイムです。
 
 
向かったのは、「のぶ太郎」。歌舞伎町にあるぶんご商店の系列店で、鮮度抜群の魚介をリーズナブルに楽しめることで知られています。カウンター中心の小ぢんまりとした店内ですが、雰囲気は抜群。ひとり呑みにも最適です。
まずは、プリプリの生がき(350円)。この価格で?と思うほどのクオリティ。
 
 
旨味が口いっぱいに広がり、体の隅々まで「海」が染み渡ります。
 
 
続いては、本日のおススメメニュー、本マグロトロの刺身(950円)。
 
 
口に入れた瞬間、とろける脂の甘み。まさに贅沢の極みです。
 
 
かきフライ2個(300円)も注文。個数も味も絶妙。
 
 
外はサクッと、中はクリーミーな牡蠣の旨みがジュワッと溢れます。
 
 
揚げ物もう一品、残った魚の天ぷら(550円)。
 
 
名前からして気になりますが、実際は刺身で出しても問題なさそうなレベルの魚たち。
 
 
白身魚と青魚が混ざった贅沢な構成で、衣の軽さも絶妙。
 
 
ここで、満を持して生うに(950円)。とろける甘さに思わず笑顔。
 
 
付け合わせの海苔で巻くと、味の奥行きが一気に広がります。ノリノリで、心までとろける…。
 
 
こまい焼き(550円)は、見た目以上に香ばしく、身はホクホク。
 
 
これは、干物好きにはたまらない逸品。
 
 
日本酒は一律500円で楽しめます。金沢の「加賀鳶」。すっきりとした飲み口の奥に、米の旨みがじんわり。まさに魚介と寄り添う酒。
 
 
その酒のアテに選んだのが茎ワカメ(250円)。
 
 
シャキシャキ感が心地よく、箸が止まりません。
 
 
さて、いよいよ本日のハイライト。刺身盛り合わせ1人前(950円)。出てきた瞬間、「これで1人前⁉︎」と目を疑うボリューム。
手前から、あじ、いわし、ひらめ、生だこ、くじら、うに、かつお、生しらす、まぐろ、赤エビ、しまあじ、かんぱち——どれもキラキラと輝くような鮮度。ひと口ひと口が、幸せの連続です。
 
 
 
 
 
 
 
 
〆はやっぱりご飯(250円)。残った刺身たちをのせて、即席の海鮮丼に。
 
 
これがまた最高で、気づけば無言で完食。
 
 
ご馳走様でした。
財布にやさしく、心と体に贅沢を。明日からの絶食に備えて、最高の準備ができました。
さあ、土日は内視鏡検査にいそしみます——が、頭の中はきっと、のぶ太郎の海鮮たちでいっぱいです。
 


 
のぶ太郎
■ 住所
東京都新宿区新宿5-1-19 藤和新宿番衆町コープ 103
■ 電話
03-3353-6877
■ 営業時間
  • 17:00〜翌5:00(料理ラストオーダー 4:15、ドリンクラストオーダー 4:45)
■ 定休日
日曜日