333(バーバーバー)新大久保店

今日は新大久保のベトナム料理レストラン「333(バーバーバー)」でランチをしてきました。
 
 
JR新大久保駅から徒歩2〜3分、つつじ通り沿いの雑居ビルにあり、ベトナム国旗が目印。
 
 
 
いかにも“現地の食堂”といった雰囲気の入り口で、店内にはベトナム語が飛び交い、スタッフもお客さんも現地の方が多く、まさに「リアル・ベトナム」がそこにありました。
 
 
 
今回は「ホリデーランチ ブンボーフエセット(1,600円)」を注文。
 
 
セット内容は、ドリンク・ブンボーフエ・チキンサラダ・揚げ春巻き・生春巻きという充実のラインナップ。見た目からして大満足確定の予感です。
 
 
まずはメインのブンボーフエから。ブンボーフエとは、ベトナム中部・フエ発祥の牛肉とレモングラスの辛味スープ麺。
 
 
フォーとは違って丸くてやや太めの米麺「ブン」を使っており、スープの色も真っ赤で見るからに刺激的。レンゲで一口すすると、レモングラスと唐辛子の香りがブワッと鼻に抜け、ピリッとした辛さが舌を刺激しつつも、牛骨と魚醤の奥行きある旨みがじわじわと広がってきます。
 
 
辛いのに箸(いや、レンゲ)が止まらない。麺は程よいコシがあり、スープによく絡んで、すすり心地も抜群。トッピングの牛肉はやわらかく煮込まれていて、脂っこさはなく、スープと相性抜群でした。
 
 
続いてチキンサラダ。蒸し鶏と千切り野菜(キャベツや人参)がたっぷり盛られ、ライムとナンプラーのドレッシングがキュッと効いた東南アジアならではの味わい。
 
 
香草の爽やかな香りも相まって、夏にぴったりな一皿。脂っこい料理の合間に、口の中をリセットしてくれます。
 
 
エビセンをブンボーフエのスープに浸しても美味しい。
 
 
 
次は春巻き2種。
 
 
揚げ春巻きは、パリッとした皮が心地よく、中にはミンチ肉と春雨がぎっしり。
 
 
かじるとジューシーな旨味が溢れ出し、甘酸っぱいタレにつけるとさらに食欲をそそられます。しっかりと揚がっていて、でも重くない。ちょうどいいサイズ感なのも嬉しいところ。
 
 
生春巻きはもちっとしたライスペーパーの中に、プリプリの海老と蒸し鶏。モッチリ×シャキシャキ×プリプリの三重奏。
 
 
デザートはベトナムデザートの定番「チェー」。なんと昆布入りです。意外にも昆布ってスイーツと相性が良いんですね。日本でも昆布入りパフェとか流行りそうな予感。
 
 
ご馳走様でした。
大久保の有名店「ベトナムちゃん」も好きですが、こちらの「333」もかなりの実力派。観光客向けというより、本気で現地の人に愛されている感があり、どの料理も気取らず、でもしっかり美味い。ベトナムの南部・中部の味を、東京でしっかり味わいたいなら、ここ「333」、おすすめです。
 


 
ベトナム料理レストラン 333(バーバーバー)新大久保店
■ 住所
東京都新宿区百人町1‑8‑11 オリエンタルビル1階
■ 電話
03‑3200‑4446
■ 営業時間
  • ランチ:11:00~15:00(ラストオーダー 14:30)
  • ディナー:17:00~23:00(ラストオーダー 22:00)
■ 定休日
定休日なし(無休)