vivo daily stand 中野本店
今日は中野のレンガ坂でランチをすることにしました。
駅周辺は再開発の真っただ中で、アトレが完成すれば人の流れも今以上にレンガ坂方面へと集中しそうな気配。
今回はレンガ坂の奥にある「vivo daily stand 中野本店」におじゃましました。
ここは都内に複数展開しているカジュアルなバルで、一律600円（メニューによって多少異なる）の手ごろな価格のタパスが楽しめるのが魅力です。
今回は「本日の煮込みプレート（750円）」をチョイス。
ワンプレートのほか、サラダもセットです。
メインはチリコンカン。メキシコ発祥の煮込み料理で、たっぷりの挽肉と豆、そして表面には粉チーズがふんわりとかかっており、見るからに食欲をそそります。スプーンで一口食べてみると、ホクホクの豆に旨みがぎゅっと染み込み、程よい辛さのスパイスがふわっと舌の上に広がります。
何より、添えられたバターライスとの相性が抜群で、「これはもう完全にライス泥棒だな」と思わず頷いてしまいました。濃厚なチリコンカンのコクと、バターの香るご飯の組み合わせは、シンプルながらも満足度が非常に高いです。
家族3人で訪れていたので、せっかくだからもう1品追加することに。「スモークチキンとギリシャチーズのキッシュ（600円）」を注文。
大ぶりなキッシュは、焼き目が香ばしくて、フォークで切るとサクッと軽やかな音が響きます。
中からはトロトロのアパレイユがとろりと溢れ出し、ギリシャチーズのミルキーでコクのある風味が広がります。
こにスモークチキンのスモーキーな香りと旨みが重なり、まるでワインが欲しくなるような味わい。これが600円というのはちょっと信じがたいレベルのコスパです。
中野という街は本当に飲食店が多く、選択肢には困りませんが、こうしてちょっと奥まった路地裏で、ふらっと入れる美味しいお店があるというのは嬉しいものです。ごちそうさまでした。次回は夜のバル使いもしてみたくなりました。
- 前の記事：酒とひもの 人情酒場 練馬店
vivo daily stand 中野本店
■ 住所
東京都中野区中野3‑35‑6
■ 電話
03‑5888‑5476
■ 営業時間
- 平日（月～木）：11:00～深夜2:00（L.O.25:30）
- 金曜・祝前日：11:00～翌朝2:00（深夜）
- 土日祝：11:30～翌朝2:00（深夜）
■ 定休日
年中無休（定休日なし）