あるでん亭 新宿住友ビル店

本日はパスタ気分。
新宿の人気店「あるでん亭」に行くことにしました。
向かったのは西新宿にある新宿住友ビル、通称「三角ビル」。
 
 
数年前に大規模なリノベーションを受け、アトリウム、別名「三角広場」が新設されました。
今日の三角広場ではイベントが開催されておらず、広々とした開放感のある空間が広がっています。
 
 
正面から撮影されたその景色は、広大さに圧倒されます。
 
 
「あるでん亭」はビルの地下街に位置していますが、この地下は非常にわかりにくい構造です。三角形のビルに沿って店舗が並んでおり、似たような景色が続くため、方向感覚を失いやすくなっています。
 
 
なんとなく遠回りした感がありますが、無事に「あるでん亭」に到着。まずは食券を購入。キャッシュレス決済専用で、現金が使えないのは少し珍しいですね。
 
 
今日は人気商品のひとつ、和風きのこパスタ(1,280円)にえび(380円)をトッピングしました。和風きのこは昆布茶風味が特徴です。
 
 
比較的新しい店舗ですが、店内はどこか懐かしいレトロな雰囲気が漂っています。
「あるでん亭」は、開業45周年を迎える新宿の老舗パスタ専門店です。現在は西新宿に2店舗、銀座に1店舗を展開し、特にカルボナーラが名物として愛されています。私も3年に一度のペースで訪れ、変わらない味を楽しんでいます。
 
 
10分ほど待つと、パスタが運ばれてきた。見た目はまさに日式パスタそのもの。「これは美味しそうだ」と思わず口元がほころびます。
 
 
「うまーい!」と一口食べるだけで思わず言葉が出る、そんなパスタ。もちもちとした弾力が口の中で心地よく、まさにアルデンテに仕上がった一品です。
和風きのこパスタという家庭でも再現できそうなメニューながら、ここの味は唯一無二。バターのコクが強く、濃厚なソースがパスタに絡んで、豊かな風味が広がります。
 
 
具材のキノコはしいたけとしめじです。バターと組み合わせると、キノコの香りが一層引き立ち、まさに「森のエッセンス」が口いっぱいに広がるようです。パスタ全体がまろやかで豊かな味わいに仕上がります。
 
 
 
海老トッピングも正解。魚介の豊かな風味が一層加わり、キノコだけでは表現しきれない奥深い味わいが楽しめます。個人的には、海苔のトッピングがあれば完璧なバランスが完成していたと思います(素人目線)。
 
 
パスタをフォークとスプーンを使って巻き取るスタイルは、本場イタリアではマナー違反と言われますが、ここは日本なので気にしません。スプーンも積極的に使います。
 
 
味変その①。粉チーズです。バター風味なので合わないわけありません。よりコクと深みが増し、リッチな味わいになりました。
 
 
味変その②。一味唐辛子です。バターのリッチでクリーミーな口当たりが、一味唐辛子のシャープな辛みと対比して、より味わい深くなります。
 
 
キノコとパスタが絡み合い、バターの風味が口いっぱいに広がります。まさに三位一体となった芳醇な味わいが、口の中で広がり、深い満足感で満たされます。
 
 
おや、椎茸がだいぶ残っていますね。
 
 
一口でたっぷりの椎茸を頬張ると、ふわっとした香り、弾力のある食感、すべてが絶妙で、幸せが止まりません。キノコ愛も止まりません。
 
 
ご馳走様でした。
最後まで昆布茶の風味は控えめで、どちらかというとバターの存在感が強かったですが、それでも美味しかったので全く問題ありません。
 
 
妻と息子から「お昼ごはんを買ってきて欲しい」と頼まれたので、「あるでん亭」を後にして、同じ地下街にある「ディッシャーズ(Dishers)」に行きました。
 
 
「びっくりドンキー」の新業態で、名物ハンバーグディッシュのサラダをお洒落に改良したメニューがあるカフェレストランです。自分でハンバーグディッシュをカスタマイズできるのが魅力ですが、私はレギュラーハンバーグ、ライスとサラダのセットが好きです。
さぁ、お目当てのブツを仕入れたので家路に就きます。
 
 


 
あるでん亭 新宿住友ビル店
【住所】東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル地下1階
【電話】03-6304-5177
【営業時間】平日 11:00 ~ 21:30 / 土・日・祝 11:00 ~ 20:00
【定休日】不定休