ブラッスリー・ヴィ

今日は 池尻にあるブラッスリー・ヴィ にランチで訪れました。
 
 
池尻大橋駅から徒歩数分、落ち着いた照明とカジュアルすぎないテーブル席。全16席ほどというのも、居心地の良さを後押ししています。
 
 
店主シェフは、かつて ブルー・ブリック・ラウンジ(青山)の料理長を務めた経験を持つとのこと。
 
 
 
頼んだのは「仔羊すね肉のコンソメ煮込み」(2,100円)と「白イカと大葉の明太バターソースパスタ」(1,600円)。妻とシェアするつもりでいたところ、お店側の配慮で別皿に分けて出してくれました。気遣いが嬉しいですね。
 
 
まずは「白イカと大葉の明太バターソースパスタ」から。
 
 
生パスタを使っているとのことで、ひと口噛むと、ちょっとした弾力を感じます。そしてゆっくりほぐれて広がる食感が広がります。
 
 
ソースは、濃厚な明太バター。麺と一体になって、口の中でじわりと染み込みます。
 
 
噛むたびに小麦の甘み、明太の塩気とコク、バターのまろやかさ、白イカの歯ごたえ。重くなりすぎず、それでいて満足感がある。まさに「これ、美味しい」と声が漏れるパスタでした。
 
 
そして、「仔羊すね肉の煮込」。
 
 
ナイフを当てるとすっと切れて、口に入れるとほろほろと崩れ、羊肉ならではの風味がふわりと広がります。
 
 
しかも、煮込みに添えられたグリーンオリーブソースをつけると、その味わいがまた別次元に。オリーブの香りと塩味が、羊肉の甘みと重なって、味わいの層が深くなります。
 
 
そして、それを自家製バケットと合わせれば、至福の味。
 
 
 
ランチにはバケット、サラダとコーヒーもついていて、満足感とお得感が両立。量も丁度よく、妻と分けても「もうひと口、もうひと口」と自然に手が伸びます。
 
 
 
 
いわゆる「高級フレンチ」ほどかしこまる必要はなく、しかしカジュアルレストランとも一線を画す。素材の良さと丁寧な仕事、そして料理人の技とセンスが、肩の力を抜いた「ちょっといいごはん」を実現しているのが素晴らしいですね。
料理のラインナップも豊富で、世田谷の農家から仕入れる野菜や、その日の鮮魚などを使ったアラカルトも多彩。日によっては魚料理、肉料理、パスタとバリエーションも楽しめるようです。
 
 
もし 「普段よりちょっと上質なランチ」や「気軽な記念日ディナー」を探しているなら、ブラッスリー・ヴィは間違いなく候補に挙げたい一軒です。
 
 


 
ブラッスリー・ヴィ(brasserie vie)
■ 住所
東京都世田谷区池尻3-18-2 宝録堂ビル 1階
■ 電話番号
03-6805-3336
■ 営業時間
  • 月〜水:ディナー 17:00〜23:00(L.O. 料理22:00 / ドリンク22:30)
  • 木〜土:ランチ 11:30〜15:00(L.O.14:00)、ディナー 17:00〜23:00(L.O. 料理22:00 / ドリンク22:30)
■ 定休日
日曜日。ただし、日曜が営業で、翌月曜が祝日の場合は休みになる場合あり。