ディムディムサム 新宿マルイ本館店

今日は、新宿マルイ本館の8階にある「DimDimSum(ディムディムサム) 」に行ってきました。香港発の人気点心レストランで、香港の点心師を日本に招聘し、伝統の技と創意工夫が混ざり合ったメニューを出しているとのことです。
 
 
店内は明るく、モダンな香港風のテイストが漂っていて、中華らしさと洗練さのバランスがちょうどよい感じ。
 
 
新宿界隈は香港点心対決の激戦区でもありますね。すぐ近くにはミシュラン店の 「ティムホーワン(添好運/Tim Ho Wan)」もあり、香港点心好きにはたまらない街です。DimDimSumは、日本初出店が大阪で、それに続く2号店としてこの新宿マルイ本館店が2025年1月17日に開店したばかりです。
 
 
まず最初に頼んだのは「チャーシュー入り腸粉(780円)」。
 
 
腸粉は、薄くてなめらかな皮がくるっと巻かれた米粉のロール。そこに甘めのタレをかけて食べるスタイルです。
 
 
口に入れると、「ぷるん、つるん」という滑らかさがあって、皮の中からチャーシューの風味がじんわりと溶け出してくる感じです。チャーシューの旨味、脂とやさしい塩味がちょうどいいアクセントになっています。
 
 
次にメインとしたのは「香港風ぷりぷり海老ワンタン麺(1,280円)」。
 
 
細麺とワンタンの組み合わせが特徴で、ワンタンの中には海老の身がぎっしり。
 
 
噛むとぷりっとした食感があって、海老の甘みがふわっと広がります。
 
 
麺は細く、つるつるとした舌触りで、スープも重くなく、あっさりしていて毎日でも食べられそうなバランス感。
 
 
スープはしつこさがなくて、口当たりがすっきり。脂っこさがなく、飲み干せそうな軽さ。
 
 
麺をすすると、スープと麺がまじってちょうどいい塩梅。ワンタンと麺を交互に頬張ると、「ああ、香港でこういう麺を食べたなぁ」という記憶が蘇るような、安心感と満足感が混在する味わいです。
 
 
そして、〆のデザートとして頼んだのが「香港カスタード饅(380円)」。
可愛らしい豚の顔をかたどったビジュアルが印象的で、SNS映えを意識しているのも伝わります。お店側としては「ほっぺを押すと鼻の穴からトロッとクリームが出る瞬間」が写真映えする演出としてウリにしているようです。
 
 
しかし、実際にやってみると……出ない。いくら顔を押してみてもクリームは出ず、逆に後ろ側からじわっと漏れ始める始末。仕方ないので、真ん中から割って食べることに。
 
 
割ると、中から濃厚なカスタードクリームが溢れ出し、そのまろやかな甘さと滑らかさが口の中に広がって、これはこれで十分満足できる味でした。濃厚だけど甘すぎないあたりの調整がうまい。皮とのなじみもよくて、一体感がありました。
 
 
ご馳走様でした。人気店なので土日祝のランチタイムは、予約をして行くのがおススメです。
 


 
DimDimSum(ディムディムサム)新宿マルイ本館店
■ 住所
東京都新宿区新宿3-30-13 新宿マルイ本館 8階
■ 電話番号
03-6380-0728
■ 営業時間
  • 11:00 ~ 22:00(ラストオーダー 21:00)
■ 定休日
新宿マルイ本館の定休日に準ずる(不定休)