マニラスパイス

今日はフィリピン料理を食べに、大塚までやってきました。向かったのは「MANILA SPICE(マニラ スパイス)」。フィリピンの家庭料理を提供する、アットホームな雰囲気のお店です。
 
 
駅から歩いて数分、都電荒川線沿いにお店があります。
 
 
このお店の名物は、第2・第4日曜日限定の「食べ放題ランチ(1,500円)」。フィリピン料理は日本ではなかなか出会えないので、少しずついろんな料理を味わえるのは嬉しいポイントです。
 
 
店内はこぢんまりとしていて、テーブル席とカウンターが数席。奥の厨房からは香ばしい匂いが漂い、すでに食欲をそそられます。
早速、「食べ放題ランチ(1,500円)」を注文。内容は、主菜4品・スープ1品・デザート2品というビュッフェスタイル。
 
 
さぁ、一通り盛りつけました。いただきましょう。
 
 
まずいただいたのは、フィリピンの定番「アドボ(Adobo)」。豚の角煮のような料理で、しょうゆと酢をベースにした甘酸っぱいタレがしっかり染みています。柔らかく煮込まれた豚肉はホロッと崩れるほどで、思わずご飯が欲しくなる味でした。
 
 
続いて「パンシット・ビーフン」。米粉の麺を使った焼きそばのような料理です。野菜と細切れの肉が入り、あっさりとした味わいの中にほんのり酸味。日本の家庭料理にも通じる親しみやすさがありました。
「ピコール・エクスプレス」は、豚肉と唐辛子をココナッツミルクで煮込んだ少し辛い料理。とはいえ辛さは控えめで、ココナッツのやさしい甘みが全体を包みます。
 
 
「アフリターダ」は鶏肉と野菜のトマト煮込み。どこかイタリアンやタイカレーを思わせる香りですが、スパイスよりも野菜の旨みが前面に出た、穏やかな味でした。
 
 
スープは、フィリピンの酸味スープ「シニガン」。ひと口飲んで驚くほど酸っぱい! でもその酸味がクセになります。タマリンドの酸味で、すっきりとした後味があり、重めの料理の合間にぴったりでした。
 
 
デザートもビュッフェスタイルです。
 
 
「キャッサバのデザート」と「蒸しパン風のデザート」。
 
 
キャッサバはモチモチとした食感で、ココナッツミの香りが広がります。甘さ控えめで食後にも重くありません。
 
 
蒸しパンのほうはふんわりとしていて、素朴な甘み。どちらも優しい味で、食事の締めくくりにぴったりでした。
 
 
店内にはフィリピン出身のお客さんも多く、みなさん楽しそうに食事をしていて、まるで現地の食堂に来たような空気感。店員さんも丁寧で、料理の説明を笑顔でしてくれました。
 


MANILA SPICE(マニラスパイス)
■ 住所
東京都豊島区南大塚3-37-5 大塚台パークサイドハイツ 1階
■ 電話番号
03-5906-9133
■ 営業時間
  • ランチ:11:00 ~ 14:00
  • ディナー:17:00 ~ 22:00(ラストオーダーなど若干前倒しの可能性あり)
■ 定休日
火曜日