大衆すし酒場 不二子

 
今日は中野坂上の人気海鮮居酒屋「大衆すし酒場 不二子」にお邪魔しました。
 
ここは寿司が1かん95円から楽しめるという、庶民の味方。
 
 
 
 
海鮮を中心に、おでんや串焼き、揚げ物までなんでも揃う、大衆酒場の理想形のようなお店です。
 
 
 
入り口には大きなおでん鍋。
 
 
湯気と出汁の香りに誘われ、まずは「おでんおまかせ5点盛り合わせ(789円)」を注文。
 
出汁しいたけは見た目以上に肉厚で、箸を入れるとじゅわっと汁がにじみ出ます。口に運べば、椎茸の旨味と出汁の優しい風味が広がり、思わず目を閉じてしまうほど。
 
仙台麩は今回の大ヒット。見た目は地味ながら、出汁をこれでもかと吸い込み、噛むたびに口いっぱいに旨味があふれます。ふわふわとした食感もクセになります。
 
糸こんにゃくはしっかりとした味のしみ込みで、つるんとした喉越しが心地よいです。箸休めにもぴったり。
 
ハモ天は衣がふわっと軽く、中はしっとりとした白身が上品。出汁との相性が抜群で、旨味を引き立てる絶妙なバランスです。
 
白菜はくたくたになるまで煮込まれており、優しい甘みがにじみます。まさに「沁みる味」。
 
 
続いて頼んだのは「のどぐろ唐揚げ(580円)」。
 
カリッと揚がった衣に、ふわっと柔らかな白身。頭から尾まで骨ごとサクサクいける。のどぐろらしい脂の甘みがしっかりと感じられ、小ぶりながら満足感は十分。これは日本酒が進みます。
 
 
「灰干しさんま串(390円)」は香ばしい焼き目とともに、濃厚な脂の旨味が凝縮。
 
 
ひと口ごとに「焼き魚」の良さを噛みしめる一品です。
 
「牛タン串(430円)」は厚切りなのに柔らかく、かむたびに肉汁があふれ出します。塩味もちょうどよく、シンプルながら完成度が高い。
 
お待ちかねのお寿司も続々到着。
 
漬けマグロ(95円)はコクのあるタレがしっかり染み込み、しっとりとした舌触り。これが100円を切るとは信じられない完成度。
 
イカ明太(140円)はぷりぷりのイカに、明太子のピリ辛がアクセント。食感と風味のバランスが絶妙です。
 
アイナメ(290円)は脂がのった旬の白身。ねっとりとした舌触りと繊細な味わいで、贅沢なひと口です。
 
 
最後にハムカツを追加注文。サクサクの衣に包まれた厚切りのハムは、シンプルながら懐かしい美味しさ。カラシをちょいとのせて頬張れば、どこかほっとする味。
 
ちびちびと日本酒をやりながら、つまみをつまんで、幸せな時間です。気取らず、でもしっかり美味しい料理の数々。これだけ食べて飲んで、大満足でした。
 


 
大衆すし酒場 不二子
■ 住所
東京都中野区中央2‑8‑3 ピュア中野坂上1階
■ 電話
03-6304-0848
■ 営業時間
平日(月~金)/祝前日
  • ランチ: 11:30〜14:00(L.O. 13:30/ドリンクL.O. 13:45)
  • ディナー: 17:00〜23:00(料理L.O. 22:00/ドリンクL.O. 22:30)
土曜日
  • 16:00〜23:00(料理L.O. 22:00/ドリンクL.O. 22:30)
日曜・祝日
  • 16:00〜22:00(料理L.O. 21:00/ドリンクL.O. 21:30)
■ 定休日
年末年始(12月31日~1月1日など)以外は基本的に無休