新宿思い出横丁 岐阜屋
新宿・思い出横丁は、昭和の面影を色濃く残す情緒ある飲み屋街です。



その中でも「岐阜屋」は、手軽に中華料理を楽しめる老舗として、昼夜を問わず多くのお客様で賑わっています。


「岐阜屋」の魅力は、何と言っても気軽に楽しめる町中華の雰囲気です。コの字型のカウンターに座り、目の前で調理される様子を眺めながら食事をする時間は、どこか懐かしさを感じさせます。

今回は、とりそば(780円)」と「チャーシュー(700円)」を注文いたしました。あとビール小瓶も1本注文。どちらも単品で楽しむのはもちろん、組み合わせることでさらに美味しさが増すおすすめの一品です。


まずは野菜たっぷりな 岐阜屋のとりそばがサーブされました。


「とりそば」と聞くと、澄んだ鶏出汁の中華そばを想像されるかもしれません。しかし、岐阜屋のとりそばは、まるでタンメンのようなスタイルです。たっぷりのキャベツ、もやし、人参といった炒め野菜が丼を覆い、その上にはゴロっとした鶏肉がのっています。



スープは塩味ベースで、野菜の甘みと鶏の旨味が絶妙に絡み合い、深いコクが感じられます。
ラードの風味が加わることで、シンプルながら満足感のある味わいです。

麺は中太のストレート麺で、スープとの相性も抜群。食べ進めるうちに野菜の旨味がスープに溶け込み、最後の一滴まで美味しくいただけます。


単品で注文できるチャーシューは、ほどよい脂身と赤身のバランスが絶妙な豚バラ肉です。

ネギとシナチクも添えられ、まるでラーメンの具材をそのままとりだしたかのような一皿。

醤油ベースの甘辛い味付けがしっかりと染み込んでおり、そのまま食べても十分に美味しい一品です。

さらに今夜は思う存分に楽しみます。チャーシューをとりそばに加えて、即席チャーシュー麺の出来上がり。あっさりとした鶏スープに、チャーシューの醤油ダレが加わることで、さらに奥行きのある味わいへと変化します。スープを吸ったチャーシューはより柔らかくなり、口の中でほろっとほどける食感が楽しめます。

昭和の趣を残す思い出横丁で、ぜひ「とりそば」と「チャーシュー」を味わい、味変も楽しんでみてはいかがでしょうか。
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新宿思い出横丁 岐阜屋
【住所】東京都新宿区西新宿1-2-1
【営業時間】 月・火・水・木・日 9:00~25:00 / 金・土・祝前日 9:00~26:00
【電話番号】03-3342-6858
【定休日】年末年始