ハノイ旧市街で食べ歩き

この日は広報用ノートの撮影を兼ねて、ハノイ旧市街を散策しながら食べ歩きをしました。
まずは西湖、タンロン城塞跡、高架下壁画などの映えスポットを巡りました。
 
 
 
 
 
その後、旧市街でドーナツを購入してカフェでお茶をすることにしました。
 
 
カフェはプラスチックの椅子とテーブルのみで、とてもシンプルで素朴な内装です。ベトナムらしいです。
 
 
緑茶にライムとシロップを入れた、すっきり甘めのドリンクが、暑い中を歩き回った疲れを一気に癒やしてくれました。
 
 
ドーナツはカフェの近所で購入したもので、ベトナムでは他店で買ったものを持ち込むことができます。緑豆が練り込まれているようで、弾力のある食感が特徴です。プレーン、砂糖、黒糖の3種類があり、どれも甘くて油っぽく、ジャンクな味ですが、お茶のお供には最高のパートナーです。
 
 
カフェの後はバインミーを購入し、トレインストリートに向かいました。
 
 
トレインストリートは線路沿いにカフェが並び、お店のギリギリを電車が通過するハノイ屈指の観光スポットです。
臨場感溢れる電車の通過が欧米の旅行者に人気です。かつては危険性が高いため、通行が禁止されていた時期もありました。
 
 
運よく線路沿いの空いているカフェに入ることができ、ノンビリお茶をしていると、すぐに電車の通過時刻になりました。
至近距離で電車が通り過ぎるのは大迫力。ここでしか体験できない臨場感を堪能しました。みんなが撮影をする中、私も我を忘れて動画と写真撮影に夢中になりました。
 
 
その後、先ほど買ったバインミーを食べました。お腹はそこまで空いていなかったので半分だけ。ポークとチーズが入った外国人観光客向けのバインミーとのこと。
フランスパンは外はカリカリ、中はモチモチ、具も沢山詰まって、美味しさの塊です。バインミーはやはりサンドイッチ界の頂点だと再確認しました。
 
 
 
さらに、ドンスアン市場やホアンキム湖、ハノイ大教会など旧市街を探索しました。
 
 
 
 
 
疲労が溜まってきたところで、ハノイの人気カフェ「コンカフェ」に到着しました。「コンカフェ」はハノイ発祥の有名なカフェチェーンです。レトロな雰囲気の中、コーヒーの香りが漂う、心地よい空間です。濃い緑のイメージカラーはベトナム軍をコンセプトとしており、お洒落な空間を演出しています。
 
 
スタッフの衣装もとても素敵。
 
 
お目当てはココナッツコーヒーです。シャーベット状のココナッツミルクとコーヒー、コンデンスミルクなどを加えたデザートドリンクで、ココナッツの濃厚な甘みとコーヒーの香りが絶妙に合わさり、とても美味しかったです。
 
 
 
その後はバックパッカーに人気のターヒエン通りに行きました。
18時を回り、そろそろ街が活気で溢れる頃。外国人客も多かったです。
 
 
夕飯は貝料理の屋台に行きました。お腹はそこまで空いていなかったので、ビールとおすすめの貝料理を注文しました。
お店の前に即席の椅子とテーブルが置かれています。この雑多な感じがいいですね。
 
 
まずは茹でたタニシが到着。日本では外来種のお尋ね者であるジャンボタニシが有名ですが、ベトナムでは人気の食材。タニシはレモングラスや香草で茹でられていて、辛めの醤油ダレにつけて食べます。
サザエに近い深みのある味。あぁ、タニシってこんなに美味しいんだ(日本では食べたくありませんが・・・)。
 
 
 
次に届いたのはアサリは酒蒸に似た調理方法でした。ただここは東南アジア。ハーブや唐辛子やパイナップルが入った、甘酸さと辛さが融合したスープとなっています。
スープの旨みがアサリに染み込んで美味しい。絶品です。
 
 
まさに東南アジアの熱気に包まれた、最高の屋台飯でした。旅人がベトナム旅行に求めているシュチエーションを堪能できました。
 
 
夜はさらに続き、旧市街にあるルーフトップバー「MOONLIGHT SKYBAR」に行きました。
 
 
旧市街にありながら、カオスな地上とは打って変わってラグジュアリーな空間。地上14階、ハノイの夜景を楽しみながら美味しいカクテルをいただくことができます。
 
 
 
夜になると涼しい風も吹いて暑さも和らぎ、過ごしやすい気候になりました。ハノイは連日の雨でしたが、今日は最後まで雨に降られず、最高の天候の中、旧市街巡りができました。
 
 
 
 
ハノイと言う名の カクテルです。
 
 
まずはテキーラのショットを注文しました。
一気に飲み干し、ライムをかじり、熱くなった喉をクールダウンさせます。テキーラはアルコール度数が高いので、悪酔いしないように一杯で終わらせます。
 
 
その後はフローズンベリーのカクテルで火照った身体をクールダウンさせます。甘酸っぱく、かき氷のようなカクテルです。
 
 
食べ歩きの締めはデザートです。
「チェー」という、ベトナムのデザートを食べに来ました。チェーは豆やゼリー、タピオカなどを組み合わせたベトナムの伝統的スイーツで、日本で言うところのぜんざいに近いです。ただ、甘さは控えめです。
今回はハノイで有名なチェーのお店、「Che 4 Mua」に訪問。もちろん、屋台スタイルです。
 
 
チェーが運ばれて来ました。薬膳食材もたっぷり入った健康的なチェーです。
 
 
小豆がベースなので、日本人には馴染みの味。ぜんざいほど甘くないので、さっぱり食べれます。ゴクゴク飲めてしまうレベル。
トッピングは黒豆や仙草ゼリー、そして蓮の実。蓮の実は栗のような優しい甘さ。身体に良さそうな具材のオンパレードです。
 
 
一日中歩き回ってヘトヘトになりましたが、ベトナムの人たちの温かさにも触れることもでき、貴重な体験ができました。プランニングをしてくれスタッフの皆さんに感謝です。ありがとうございます。