原宿のまちの食堂(ハラカド)
先週に続いて、再び原宿の新ランドマーク「ハラカド」にやってきました。

前回は時間の関係で急ぎ足でしか回れませんでしたが、今回は朝から時間を確保し、じっくりと各フロアを堪能しました。

木村カエラとのコラボ展示です。2000年代前半から活動し、いまでも人気なのは凄いですね。エッジの効いたアートな雰囲気と、肩の力が抜けたコミュニケーションが合わさって、個人的に好きなアーティストです。


多肉植物が賑やか。

4階はアートスペース。新たなカルチャーの発信地といった雰囲気。



お腹もすいたので、いよいよ5階と6階のレストランフロアへ向かいます。
インフルエンサーのIyo chanの等身大パネルがお出迎え。

ハラカドの6階にあるフードコート「原宿のまちの食堂」では、緑豊かな屋内空間で、世界各国の料理を楽しめるのが魅力です。

店内は多国籍なラインナップで、「バインミー☆サンドイッチ」ではベトナムの伝統的なバインミーやフォーが提供され、 珍しいお店だとヴィーガン対応のファラフェル専門店もあります。

まずはベトナム料理の「バインミー☆サンドイッチ」に立ち寄りました。

この店は、2010年に高田馬場で誕生したバインミー専門店で、独自にブレンドした具材を、自家製の柔らかいフランスパンにたっぷりと詰め込んで提供しています。今回は、ハニーレモングラスチキンのバインミー(842円)とアボカドシェイク(550円)を注文。


次に向かったのは「FALAFEL BROTHERS HARAJUKU」。

こちらはハラール対応の料理を提供するレストランで、すべてのメニューがヴィーガン対応です。健康的ながらも満腹感が得られる料理が揃い、ヴィーガンやハラールに対応した食事ができる点が特徴です。選んだのは「クムスセット」(1,600円)。

クムスとはひよこ豆から作られるペーストで、ひよこ豆のほかに練りごま、ニンニク、レモン汁、オリーブオイルも混ぜられています。クリーミーで風味豊かなクムスは、パンや野菜との相性も抜群です。

セットはクムスの他に、メッシュポテト、ピタパン、ジンジャーエールにしました。

店内には芝生ゾーンもあり、都会の喧騒を忘れてリラックスできる空間が広がっていますが、気候も良いのでテラス席で食べることにしました。

テラスからの眺めは圧巻。原宿の交差点を一望できます。

料理が揃いました。さぁ、いただきましょう。

様々な国の料理が同時に楽しめるのがフードコートの魅力ですね。

バインミーは、もちもちとしたパンが印象的で、噛むたびにその食感が楽しめる一品です。

具材にはナマスがたっぷりと含まれており、さっぱりとした酸味が口の中で広がり、バインミー全体に爽やかなアクセントを加えています。

アボカドシェイクは、アボカドの香りが控えめで、普通に美味しいシェイクといった印象です。さっぱりと飲みやすく、濃厚すぎないのが好ポイント。

クムスは、クリーミーで濃厚なひよこ豆の味がしっかり感じられ、スパイスが効いています。

付け合わせのナスのペーストを混ぜると、味に変化が加わり、最後まで飽きずに楽しめました。
また、ファラフェルという、ひよこ豆で作られた中東発祥のコロッケもはいっています。こちらも普通に美味しく、クムス

ピタパンをクムスにたっぷりつけて一口。うん、美味しいです。ピタパンのほのかな甘さと、クリーミーでスパイスの効いたクムスがよく合い、口の中で一体感を感じます。モチっとしたピタパンがクムスをしっかりと絡め取り、噛むほどにクムスの風味が広がっていくので、自然と次のひと口を楽しみにしてしまいます。

ピタパンに挟んで食べてみます。こちらの食べ方もありですね。

メッシュポテト。スパイシーな味付けで美味しいコーヒーです。

ご馳走様でした。妻と二人で食べるには少し量が多かったものの、満足感たっぷりの食事でした。原宿の中心にありながら、開放的なテラスでゆっくりと美味しい料理を楽しめるのは贅沢なひとときです。緑に囲まれた空間で、都会の喧騒を忘れながらリラックスして食事を堪能でき、また訪れたくなる場所です。

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原宿のまちの食堂(ハラカド)
【住所】東京都渋谷区神宮前6-31-21 東急プラザ原宿ハラカド6階
【営業時間】 11:00 ~ 21:00
【定休日】無休