モンスナック 新宿紀伊國屋ビル店

仕事を終え、時刻は21時を回った頃。足を運んだのは紀伊国屋書店の地下にある、カレーの名店「モンスナック」です。昭和39年に創業したこのお店は、シャバシャバとした独特のサラサラカレーで知られており、昭和の味とともに、当時の良心的な値段をそのまま受け継いでいます。
 
 
紀伊国屋書店の地下フロアは最近リニューアルされ、モンスナックもそれに合わせて新たに生まれ変わりました。しかし、お店の場所は変わらず、懐かしい雰囲気もそのまま。
発券機の前に立ち、迷わず「カツカレー」(1,000円)を選択。期待が膨らみます。
 
 
ディナーには遅い時間なので空いていますね。
 
 
清潔な店内です。
 
 
番号が呼ばれたので、受取口にカレーを取りにいきます。
福神漬けと胡瓜の漬物はセルフサービスで取り放題。塩分が高めなので、控えめに少量だけよそいました。
 
 
着席をして早速いただきます。
 
 
 
シャバシャバとしたカレールーにトンカツをそっと浸し、一口パクリと食べます。最初の瞬間から、文句なく美味しいと感じる一品です。
 
 
しっとりとした衣がルーをしっかり吸い込み、トンカツの旨味とカレーのスパイスが絶妙に絡み合います。濃厚でコクのある味わいが口いっぱいに広がり、もう一口、そしてまた一口と、止まらなくなりそうです。
 
 
「カレーは飲み物だ」とよく言いますが、まさにそれを実感する一皿です。カレーソースはまろやかなコクがあり、口に含むとほんのりとした甘みと深い旨味が広がります。飲み込むたびに、カレーの奥深さに引き込まれるような感覚です。
 
 
 
大きめにカットされたポークは驚くほど柔らかく、口に入れるとほろっと崩れる食感がたまりません。噛むたびに肉の旨味が広がり、カレーソースとの相性も抜群で、シンプルながらも贅沢な美味しさが感じられます。
 
 
ライスはルーがたっぷりとヒタヒタにかかっていて、一瞬、おかゆを食べているような錯覚に陥ります。しかし、口に運ぶと意外にもライスはしっかりと固めに炊かれていて、エッジの効いた食感が楽しめます。このライスが、シャバシャバのルーと絶妙なバランスを生み出し、食べ進めるたびに独特の満足感が味わえます。
 
 
ご馳走様でした。しっかりとした濃い味わいで、食べ応えがありました。最後は少し重く感じてしまい、カツは残してしまいましたが、それでも十分に美味しく満足のいく一皿でした。
さぁ、帰ります。今日はハロウィンです。
 
 
 


 
モンスナック 新宿紀伊國屋ビル店
【住所】東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊國屋ビル地下1階
【電話】03-5315-4575
【営業時間】 11:00 ~ 22:00
【定休日】無休