ラ・プラーヤ
梅雨明け宣言後の週末、東京は猛暑日となりました。焼けるような日差しの中で向かったのは渋谷のスパニッシュレストラン「ラ・プラーヤ」。宮益坂上の路地裏にあるスパニッシュレストランです。
15年ほど前、この近くに会社があったので、当時よくランチで使っていた懐かしのレストランです。
11時半のオープンと同時に入店。店員さんの接客はとても丁寧。お客さんは私たちだけでした。

店内は当時とまったく変わない雑多な雰囲気。牛のはく製!?や大量に積まれた本、アンティーク調の個性的な(異)空間となっています。

隠れ家を超えた唯一無二のカオスなロケーションの中、最高に美味しいスペイン料理を食べることができる名店です。

注文したのは、私が三元豚ロースのステーキ、妻がカルドッソ(シーフードリゾット)。どちらも1,500円でサラダ・スープ・デザート・ドリンクがセットとなります。
カルドッソは昔、確かアンダルシアランチという名前だった気が・・・記憶が甦ってきました。

まずはスープが運ばれてきました。コンソメ風味のシンプルなスープですが、とてもコクがあります。

そして妻の注文したカルドッソが到着。量も多めなので取り分けて食べます。


うん、美味しい。当時と変わらない味、魚介の旨みたっぷりの出汁が絶品なリゾットです。海老、イカ、アサリ、ムール貝など魚介の種類も多く、トマトの酸味や甘さがお米にもしっかりと浸み込んでいます。

車海老の頭には味噌もガッツリ入っていていました。うーん、濃厚。

そして私が注文した三元豚のステーキが到着。フォルムからして、なんという破壊力。全部食べきれるかな。


厚さ40mmはあると思われる超ド級肉厚ステーキは、思っていたより柔らかく、脂控えめでサッパリしています。焼き加減も絶妙で、中心部はほんのりローズピンクですが、しっかり火は通っています。

分厚いステーキをナイフでガンガン切って、ひたすら食べ続ける。なかなかできない食の体験です。

塩・胡椒が効いているのでそのままでも十分美味しいですが、ニラ醤油とニンニク醤油のステーキソースも用意されています。どちらもサッパリしており、ステーキとの相性は抜群です。



ご飯も肉汁を吸って美味しい。ステーキを噛みしめ、米を頬張る。最高です。

ポテトもバターの風味が豊かで、塩加減もグッド。

300gのステーキはさすがにギブアップでした。完食ならず・・・。ただ脂が控えめでサッパリしているので、胃もたれは一切なしです。

食後のコーヒーとデザート。
デザートはキウイソースのブラマンジェでした。甘さ控えめで爽やか。ガッツリステーキの後にちょうど良いです。

店構えは個性的なレストランと言えますが、味や接客はどれもとても丁寧です。落ち着いた雰囲気の中で、のんびりと美味しいランチが楽しめる、渋谷の名店です。
食後は新しくできた複合ビル「渋谷アクシュ」を見学して、青山方面へ向かいました。


途中、国連大学前でファーマーズマーケットが開催されていたので寄り道しました。先々月に青山通りを歩いていた時も開催されていたので、結構な頻度で開催されているのかもしれません。



その後は表参道にあるドライフラワー専門店「TOKYO FANTASTIC」へ。圧倒される量のドライフラワーは、ここでしか見たことのない珍しいものも多いです。私はドライフラワーをここで購入することが多いです。


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ラ・プラーヤ(La Playa)
【住所】東京都渋谷区渋谷2-14-4 渋谷mlmビル 地下1階
【電話】03-5469-9505
【営業時間】 ランチ 11:30~14:00 ディナー 18:00~23:00
【定休日】日曜日