中華食堂 松葉

今日は落合南長崎にある「中華食堂 松葉」へ行ってきました。
 
 
 
昭和レトロな雰囲気をそのまま残したこのお店は、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、藤子・F・不二雄、藤子不二雄Ⓐといった漫画創成期の巨匠たちが通った伝説の町中華。
 
 
藤子不二雄Ⓐの立志伝「まんが道」にも頻繁に登場し、ラーメン大好き小池さんが食べていたラーメンのモデルにもなった、まさに漫画史の舞台です。
 
 
 
今回注文したのは「復刻!松葉ラーメン(700円)」と「餃子(400円)」。ラーメンを頼むと缶バッチが付いてくるのも嬉しいポイント。
 
 
ラーメンの味は、一口すすった瞬間に「懐かしい」という感覚が押し寄せてくる、あっさり醤油ベース。鶏ガラと魚介(特に鰹出汁)の滋味深さがじんわり広がり、派手さはないのにクセになる美味しさ。
 
 
 
量もしっかりあり、若者が腹いっぱい食べられるようにという心意気が感じられる一杯です。
 
 
具材は薄切りのチャーシュー2枚、半ゆで卵、メンマ、そして最近は見かけなくなったナルトまで。
 
 
 
 
 
麺は中細ストレートで喉ごしがよく、スープとの相性も抜群。食べながら「昭和の頃のラーメンはこんなだった」と自然に思い出が蘇ってきます。まさに日本人のDNAに刻まれたラーメン。
 
 
 
餃子は大ぶりで食べ応え十分。
 
 
焼き加減はパリッと香ばしく、中は野菜のシャキシャキ感と肉の旨みがバランスよく詰まったジューシーさ。
 
 
松葉ラーメンは、ただ懐かしむだけでなく、今食べても心から「美味しい」と思える一杯。ラーメンも餃子も昭和の空気をまといながら現代でも十分通用する味で、お腹も心も満たしてくれます。
 
 
ご馳走さまでした。食後はそのまま歩いて「トキワ荘マンガミュージアム」へ。
 
 
 
松葉で巨匠たちが愛したラーメンを味わった後に、彼らの作品や生き様に触れることで、胃袋と心の両方で「漫画の原点」を体感できました。
 
 
 


 
中華食堂 松葉
■ 住所
東京都豊島区南長崎3-4-11 PINE LEAF 1階
■ 電話番号
03-3951-8394
■ 営業時間
  • ランチ(火~日):11:00~15:00 (ラストオーダー料理 14:30)
  • ディナー(火~日):17:00~20:00 (ラストオーダー料理 19:30)
■ 定休日
月曜日