Sa Mesa(サ・メーサ)

今日は新宿駅東口の駅前に新しくオープンした「Sa Mesa(サ・メーサ)」に行ってきました。
 
 
イタリアンレストランですが、サルデーニャ料理を中心にしたお店で、地中海の雰囲気がそのまま感じられるような、ちょっと特別な空気が漂っています。サルデーニャ島はイタリアの中でも独自の食文化を持っていて、アラブや北アフリカの影響を受けたスパイスや香りの使い方が特徴なんだそうです。
 
 
お店は「アークテリクス」の路面店が入っているアオキビルの9階。
 
 
エレベーターを上がると、そこには圧巻の景色が広がっていました。
 
 
新宿駅全体が見渡せて、小田急百貨店跡地の工事現場や新宿通りまでも一望できます。
 
 
夜はこの眺めがきっと素晴らしいだろうなと思います。デートにもぴったりな雰囲気ですね。
 
 
今回いただいたのはランチセット「PRANZO A(2,200円)」。メインは5種類から選べて、私はサルデーニャの郷土料理「パーネフラッタウ」をチョイスしました。
 
 
まずは前菜3種盛とバケットが登場。マグロ熟成ハムとセロリのマリネ、チーズと野菜のラタトゥイユ、生ハムのサラダという内容で、どれも丁寧に作られていて美味しい。マリネの酸味、ラタトゥイユの優しい甘味、生ハムの塩気がバランス良くて、最初の一皿から気分が上がります。バケットも香ばしく、軽い口当たりがちょうどいい。
 
 
そしてメインの「パーネフラッタウ」。
 
 
サルデーニャで昔から食べられてきた料理で、薄くパリパリしたパン「パーネ・カラザウ」を、トマトソースやチーズ、ポーチドエッグなどと層にして重ねたもの。
 
 
見た目はラザニア風なんですが、食感や香りはまったく別物です。
 
 
上に乗ったポーチドエッグを割ると、とろっと黄身が流れ出して、トマトソースと混ざって鮮やかなオレンジ色に。
 
 
ひと口食べると、トマトの酸味がまず広がり、そこにチーズのコクと卵のまろやかさが重なります。
 
 
パンはソースをたっぷり吸ってとろけるような食感になっていて、時々残るパリッとした部分がまたいいアクセント。
 
 
ラザニアよりも軽やかで、食べ進めるたびに味の層が少しずつ変わっていくのが面白いです。
 
 
途中でバケットを少し残しておいて、ソースに浸して食べてみたら、これがまた最高。旨味と酸味、卵のコクが混ざり合って、最後の一口まで飽きませんでした。量も程よく、食後の満足感がしっかりあります。
 
 
店内の雰囲気も居心地が良く、スタッフの方も料理の説明を丁寧にしてくれました。新宿の真ん中で、サルデーニャの風を感じられる「Sa Mesa」。ランチも良かったですが、夜にワインと一緒にゆっくり味わってみたいお店でした。
 


 
Sa Mesa(サ・メーサ)
■ 住所
東京都新宿区新宿3-24-2 新宿アオキビル 9階
■ 電話番号
03-6457-8818
■ 営業時間
  • ランチ:11:30~15:00(L.O. 14:30)
  • ディナー:17:30~23:00(L.O. 21:30)
■ 定休日
木曜日