博多おでんと自然薯 よかよか堂

新宿御苑近くの病院に通院をした帰り道、ふと立ち寄ったのが「博多おでんと自然薯 よかよか堂」。まだランチタイムの混雑が始まる前の11時50分頃だったため、先客の姿もなく、ささっとお店に入ることができました。
 
 
 
こちらの看板メニューは「博多おでん」。調べてみると、あごだしをベースに、それぞれの具材に合わせた調味料や薬味が添えられるという凝ったスタイル。さらに、山口県産の希少品種「黄金」の自然薯を使った料理も魅力の一つだとか。特にランチセットには自然薯が付くということで、期待が膨らみます。
 
 
自然薯といえば、テレビ番組『鉄腕DASH』でTOKIOが騒いでいたのを思い出します。ただ、自然薯を提供するお店は少なく、いつの間にか自分の中でも食べたい気持ちが薄れていました。それがこんな近場で出会えるとは、運命を感じずにはいられません。
注文したのは「ハムエッグ定食」(1,200円)。長崎県産の高級「雲仙ハム」と、徳島県産のブランド卵「たむらのたまご」を贅沢に使用した一皿です。
 
 
少し待つと、まず運ばれてきたのは自然薯。あごだしの味がしっかりついているとのことで、すでに期待感マックス。
 
 
自然薯を眺めながら待つと、ついにメインの定食が到着。目の前には、小さな鉄鍋に盛られた鮮やかなハムエッグが登場します。
 
 
丸くカットされた雲仙ハムはまるで宝石のように敷き詰められ、その中央には輝くような黄身が二つ。添えられたのは醤油と九州の老舗「コックソース」。
 
 
ソースをかけた瞬間、ふわっと広がる甘酸っぱい香りに期待が高まり、そのまま一口。
「これは、フルーティーでスパイシー」思わず感動の声が漏れます。まるで焼きそばに使うような風味ながら、ハムエッグとの相性は抜群。これほどハムエッグを際立たせる調味料があるなんて、新発見でした。
 
 
次は醤油を一垂らしして一口。
濃厚なハムの旨味が醤油と絶妙に絡み合い、ご飯が進みます。卵は半熟とろとろで、黄身にハムを絡めて食べると、口の中で蕩けるような至福の味わいが広がります。これだけで「良い昼ご飯だったなぁ」と満足感が押し寄せます。
 
 
そして、自然薯。皮ごとすりおろしたそれは、粘りがまるでガムのように強く、山芋とはまた違う力強い風味を持っています。
 
 
最後は自然薯とハムエッグをご飯に乗せ、一気にかき込む贅沢。
 
 
 
一緒に出されたとろろ昆布のお吸い物もシンプルで美味しいですね。味の濃いハムエッグと良い対比。
 
 
さぁ、ラストのハムエッグ&自然薯・オン・ザ・ライスを掻き込みます。
 
 
ご馳走様でした。
ボリューム満点、味も満点のランチでした。よかよか堂さん、ありがとう。また来ます!
 
 
 


 
博多おでんと自然薯 よかよか堂
【住所】東京都新宿区新宿1-18-16 新宿サンパーク花園1階
【電話番号】050-5890-3898
【営業時間】 月・火・水・木・金 ランチ 11:30 ~ 14:30 ディナー 17:00 ~ 23:00 / 土・日・祝 11:30 ~ 23:00
【定休日】無休