Rahmen&Onigiri Eddie 新宿御苑店(3回目)
新宿御苑前駅から徒歩数分。夜になるとネオンサインが浮かび上がる異空間のような店、それが「Rahmen & Onigiri Eddie(エディ)」。

まるで渋谷の隠れ家的なカフェバーのような佇まいながら、ここはれっきとしたラーメン店。ラーメンという枠を飛び越えた「フレンチ×和×創作系ラーメン」が楽しめることで、いま都内でも話題を集めています。

そんなEddieへの訪問も今回で3回目。



もちろん、低温調理の豚チャーシュー(270円)を追加。さらに、リピーター特典として無料のおにぎり、今回は明太子むすびをいただきました。

まずはラーメンの登場に目を奪われます。クリーミーなたらこスープの表面にはマスカルポーネチーズが浮かび、ピンクと白が交差するビジュアルは完全に洋風パスタ。そこに散りばめられた青ねぎがわずかに和を感じさせてくれます。

ひと口すすると、まずたらこの風味がふわっと広がり、そのあとからマスカルポーネのミルキーなコクが押し寄せてきます。

塩味と甘み、そしてうま味が完璧なバランスで溶け合っていて、まるで「明太子カルボナーラ」を飲んでいるかのよう。麺はやや細めのストレート。スープがよく絡み、まるでスープパスタのような食感が新鮮です。

そこに加わる低温調理の豚チャーシューがまた秀逸。

表面はつややかで、脂はほどよく、重すぎないのでクリームスープと喧嘩せず、しっかり溶け込んでくれます。

そして特筆すべきは明太子むすび(リピート特典で無料)。

ふっくら炊きあがったご飯に、しっかりとした塩気の明太子。

付属の明太ディップは想像以上に濃厚で、これ単体で酒のアテになるレベル。これをおにぎりにたっぷりのせて頬張ると、塩味・クリーム・うま味の三重奏が口の中で響きます。

店内は外国人客も多く、「Sooo good!」「It’s not ramen, it’s ART!」という声があがるのも納得。日本のラーメン文化を越境的に再解釈した一杯がここにはあります。

食後、店を出た瞬間に「また来よう」と思わせてくれる数少ない店。奇をてらっているだけでなく、味と構成にしっかりとした技術がある。今回も大満足でした。まだ未訪問の人は、固定観念を捨てて一度足を運んでみてください。ラーメンの新しい扉が開くかもしれません。
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Rahmen&Onigiri Eddie 新宿御苑店(3回目)
■ 住所
東京都新宿区新宿1‑11‑7 サンサーラ第5御苑ビル1階
■ 電話
03‑6380‑6606
■ 営業時間
11:00〜21:30
■ 定休日
年中無休